商品紹介

 

 

大阪Delaware Sparkling2019
3,300円(税込)


大阪府羽曳野市で2018年より木谷自身が栽培期間農薬不使用、除草剤不使用で栽培しているデラウェアを使用しています。一次発酵完了後にスパークリング用の補糖をし、13か月澱と共に瓶内熟成を経てデゴルジュマン。ノンドザージュ。果実味は控えめで、酸、瓶内熟成のニュアンスのバランスが良く、特に和食と一緒に召し上がっていただきたいワインです。
 

使用品種 デラウェア100%
テイスト 白スパークリングワイン
原料生産地 大阪府羽曳野市産
アルコール分 11度
内容量 750ml(王冠栓)
収穫日 2019/8/6
酸化防止剤(亜硫酸塩)

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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雁多尾畑Sparkling2019
4,400円(税込)


大阪府柏原市雁多尾畑にある奈良盆地を臨む急傾斜の水はけ良好な畑で、昼夜の寒暖差のある葡萄が熟すためには絶好の環境です。樹齢も高いこの畑の葡萄は格別です。一次発酵完了後にスパークリング用の補糖をし、13か月澱と共に瓶内熟成を経てデゴルジュマン。ノンドザージュ。香りは熟成によって厚みを増し、ふくよかな味わい。和食と合わせてどうぞ。
 

使用品種 デラウェア100%
テイスト 白スパークリングワイン
原料生産地 大阪府柏原市産
アルコール分 11度
内容量 750ml(王冠栓)
収穫日 2019/8/6
酸化防止剤(亜硫酸塩)

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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山野辺petillant2019
3,300円(税込)


2019年からお借りしている畑です。
もともと苗の定植を行っていた畑の近くで、デラウェアの畑を辞められた農家さんがいらっしゃったので2019年から引き継ぐことができました。
自然形仕立てでしたが管理しやすいように調整中。
2019年から化学農薬、除草剤不使用、無施肥。
山野辺ブラン2019と同一キュベ。
ブリコラージュN2019と同一の畑。

剪定から傘かけから収穫までご協力いただきまくってやっとできたワインです。
糖度は16度くらいの上がりきらないうちにやや早摘みになりました。
芽吹いてからの剪定、急斜面、2018年の台風の影響で極めて低くなってしまった棚、そして横が山の為に容赦なく襲い来るブドウトリバ(葡萄の実に穴をあけて酢酸を発生させてしまう悪いやつ)、近くの寝床からやってくるカラスの群れ、傘紙をかけない実験(傘紙はやっぱり必要だと分かりました)、傘紙をかけないせいで傷んだ房が多く選果にかかる時間が倍増、そしてなにより暑すぎる夏……私の人為的なミスを含む数々の障害を乗り越えて沢山の方々のお力添えの末の収穫でした。

今後は数年かけて樹形を整えつつ、新しく苗木を植えて管理しやすい畑を目指したいと思います。自然形仕立ての管理は私にとって非常に難しいというか、時間がかかりすぎてしまいます。木が複雑に絡み合っている為、枝の優劣が見分けにくい上に誘引が難しく、棚下に房をもってきにくいなどなど……。奈良でのワイン用葡萄造りはハンデが多く、乗り越える為には葡萄により一層手をかけることが必要だと思っています。その為、効率化しても品質に影響がない箇所については効率化して、傘かけや段階的な摘房、摘心、草刈りなどの手間をかける時間を増やすべきです。樹形が管理しにくいことと、棚が低いことは徐々に解消していきたいところです。

醸造はいつもと違う酵母で行い、発酵完了後に補糖し、瓶詰。ペティアンになるよう仕上げました。
面白いことにミュラートゥルガウのような香りがあります。デラウェアを仕込んでいて初めての香りです。度数低めの酸っぱめですので暑い日にゴクゴクと飲むとよりおいしいのではないかと思われます。今年の収穫の時も暑いでしょうから、来てくださった皆さんにこのワインをゴクゴクと飲んでいただきたいなあと個人的に思うワインです。
 

使用品種 奈良県天理市石上産デラウェア100%
テイスト 白・微発泡
アルコール分 9度
内容量 750ml(王冠栓)
収穫日 2019/8/10
生産本数 400本くらい

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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山野辺Blanc2019
3,000円(税込)


2019年からお借りしている畑です。
もともと苗の定植を行っていた畑の近くで、デラウェアの畑を辞められた農家さんがいらっしゃったので2019年から引き継ぐことができました。
自然形仕立てでしたが管理しやすいように調整中。
2019年から化学農薬、除草剤不使用、無施肥。
山野辺ペティアン2019と同一キュベ。
ブリコラージュN2019と同一の畑。

剪定から傘かけから収穫までご協力いただきまくってやっとできたワインです。
糖度は16度くらいの上がりきらないうちにやや早摘みになりました。
芽吹いてからの剪定、急斜面、2018年の台風の影響で極めて低くなってしまった棚、そして横が山の為に容赦なく襲い来るブドウトリバ(葡萄の実に穴をあけて酢酸を発生させてしまう悪いやつ)、近くの寝床からやってくるカラスの群れ、傘紙をかけない実験(傘紙はやっぱり必要だと分かりました)、傘紙をかけないせいで傷んだ房が多く選果にかかる時間が倍増、そしてなにより暑すぎる夏……私の人為的なミスを含む数々の障害を乗り越えて沢山の方々のお力添えの末の収穫でした。

今後は数年かけて樹形を整えつつ、新しく苗木を植えて管理しやすい畑を目指したいと思います。自然形仕立ての管理は私にとって非常に難しいというか、時間がかかりすぎてしまいます。木が複雑に絡み合っている為、枝の優劣が見分けにくい上に誘引が難しく、棚下に房をもってきにくいなどなど……。奈良でのワイン用葡萄造りはハンデが多く、乗り越える為には葡萄により一層手をかけることが必要だと思っています。その為、効率化しても品質に影響がない箇所については効率化して、傘かけや段階的な摘房、摘心、草刈りなどの手間をかける時間を増やしたいんです。樹形が管理しにくいことと、棚が低いことは徐々に解消していきたいところです。

醸造はいつもと違う酵母で行い、発酵完了後に荒く澱引き。亜硫酸添加しにごりワインに。

ワインをあまり飲まれない方も親しみやすいワインになりました。山野辺ペティアン2019と飲み比べてみていただきたいです。
 

使用品種 奈良県天理市石上産デラウェア100%
テイスト 白(おりがらみ)
アルコール分 9度
内容量 750ml(王冠栓)
収穫日 2019/8/10
生産本数 190本くらい

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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デラウェア2019
2,800円(税込)


去年のデラウェア2018の葡萄を分けていただいた塚原さんから、今年も分けていただきました。塚原さんは法隆寺の近くで葡萄を栽培されていらっしゃいます。30代の若い農家さんですが非常に葡萄造りに詳しくいつも葡萄造りのことを教えていただいています。また非常に品質の高い葡萄造りをされていらっしゃいます。ここの農園の葡萄が一番おいしいとおっしゃる方も多く、県内でも有名です。「細かいところも気になって拘り過ぎてしまうねん」とおっしゃっておられるのが個人的に印象的で、塚原さんのその姿勢からいつも学ばせていただいています。

さて、去年は種ありの混じったデラウェアで仕込みましたが、今年は種なしのデラウェアです。圧搾前に選果して除梗せず房のまま圧搾しました。

デラウェアの葡萄をほおばったときのような味わいでジューシーです。やや甘口で親しみやすくワインに飲みなれていない方にもおすすめです。
 

使用品種 奈良県生駒郡斑鳩町産デラウェア100%
テイスト 白(おりがらみ)・やや甘口
アルコール分 11度
内容量 750ml(王冠栓)
生産本数 250本くらい

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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巨峰スパークリング2019
3,000円(税込)


奈良県大和郡山市にも葡萄を作られている方がいらっしゃいます。奈良盆地のど真ん中で葡萄がつくれるのかと思いましたが、畑に伺うと納得で坂を上っていった先にある為、水捌けも非常に良さそうな畑でした。このワインの葡萄を作られているのが中野さんという方で、私より若く、お父さんと一緒に葡萄造りをされています。お父さんは職人気質で種あり巨峰に拘ってこれまで栽培をしてこられました。巨峰は樹勢管理が非常に難しく、花ぶるいが激しい為、かつて着果を良くするジベレリン(種なしにする効果もある)が登場するまで巨峰を作りこなせる人は少なかったようです。種ありの巨峰は栽培の難度が上がる代わりにワインと同様、香りの成分が増します。味わいに拘り、高い技術力を持って葡萄栽培に取り組んでおられるお父さんの技術を継承しながら、中野さんは県内の若手農家の会長を務めておられ、年下ですが私が尊敬している農家さんの一人です。

そんな中野さんの種ありの巨峰を手で1粒1粒除梗しながら選果しました。そのとき10度くらいの発酵室で作業をした為思いっきり風邪をひいてしまいました(笑)皮との接触期間は短めでロゼスパークリングにしました。

味わいはいちごのような香りでチャーミングですが、飲みごたえあります。色も綺麗ですので見た目でも楽しんでいただけると嬉しいです。
 

使用品種 奈良県大和郡山市産巨峰100%
テイスト ロゼ辛口・発泡性
アルコール分 11度
内容量 750ml(王冠栓)
生産本数 250本くらい

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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大阪 Delaware Blanc 2019
3,300円(税込)


2018年からお借りしている畑です。
二上山の麓あたりにある畑で、大昔の噴火による火山岩の白い土壌です。
レインカットにより農薬不使用で栽培しています。
長梢短梢と言われる一般的ではないもののこの辺りのデラウェア栽培で良く用いられる仕立てです。ざっくり言うとH字のように樹形に拘ることのない短梢仕立てです。

2018年から化学農薬、除草剤不使用。2019年からさらに無施肥。

2019年はクワゴマダラヒトリとの格闘が激化しました。前の冬が暖冬だったので沢山越冬したみたいです。大阪中の農家さんがこの害虫に悩まされました。来る日も来る日も手で取って周りましたが翌日には死ぬほど湧いてきました。この頃、妻との結婚式を挙げたのですが式の日も、その翌日も早朝から虫取りに行くことになってしまいました(笑)

さて、2018年は強樹勢に悩まされましたが、2019年は少し収まってくれました。また、前年の高頻度の摘心が効いたようです。花芽分化は新梢の元の方からスタートして先に先に進んでいき、摘心すると先端から戻ってくると聞いたことがあります。これによって1新梢に平均で4房つきましたので樹勢の調整がより容易になりました。この畑の管理が少し楽になったことから、奈良の畑により手をかけることができました。

山に近い方から虫の侵略を受けて相当花芽を奪われましたが、それでも2018年と同じくらいの量の葡萄を収穫できました。収穫は8月6日、8月13日、8月23日の3日に分けて行い、それぞれ別のワインに仕込みました。8月6日は大阪デラウェアブラン2019、大阪デラウェアスパークリング2019(未発売)に。8月13日はブリコラージュO2019に。8月23日の分は大阪デラウェアブラン遅摘み2019(未発売)、大阪デラウェアスパークリング遅摘み2019(未発売)にそれぞれなりました。

醸造は乾燥酵母で行い、途中で5%程度の遅摘み果汁を加えました。
味わいは早めに摘みましたが酸が際立つことはなく調和のとれた優しい味わいです。
おでんなんかに合うと思います。
澱が結構多いので予めご了承ください。
 

使用品種 大阪府羽曳野市飛鳥産デラウェア100%
テイスト 白(おりがらみ)
アルコール分 10度
内容量 750ml(王冠栓)
収穫日 2019/8/6

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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Bricolage-O 2019
3,300円(税込)


葡萄産地はごく近くにある2か所の畑です。
羽曳野市飛鳥:2018年からお借りしている栽培期間農薬、除草剤不使用、2019年からは無施肥の畑です。デラウェアスパークリング2018、大阪デラウェアブラン2019等の畑。

太子町:2019年からお借りしている畑です。2019年から化学農薬、除草剤不使用、無施肥。管理している畑の近くで3月になっても無剪定のデラウェアの畑を発見。隣の畑のおっちゃんに相談して地主さんに繋いでいただき貸していただけることになりました。

太子町の畑は前年少し負荷がかかっていたようで生きた結果母枝が極めて少なかった為、早期から花芽を欠き収量を絞りました。ハクビシンの襲撃もあり収量は少量でしたが羽曳野市の葡萄と合わせて糖度が22度に近く酸もある程度保った2019年で最も良い果汁が得られました。また、健全な結果母子も残せたので来年は増収できそうです。余ったワイン用葡萄の苗木を沢山植えましたので幾年か後は混醸畑にしようかなどと妄想しています。

醸造は大阪の天使の羽ワイナリーで行いました。初めてバスケットプレスでの圧搾を経験できました。発酵は天然酵母により10日ほどで完了。亜硫酸塩を加えて清澄。

アルコール12度あり、ボリューム感のある味わいです。タレの焼き鳥なんかを合わせると美味しそうです。

ブリコラージュの命名について。ざっくり言うと「役に立つか分からないけど拾い集めておいたものを組み合わせて作る」という意味です。クロードレヴィストロースが「悲しき熱帯」で記した言葉です。私にとって天然酵母を用いた醸造がまさにそうだと思い名前として拝借しました。拙いながらもこれまでの知識を総動員しての挑戦で、今後に繋がる挑戦でした。
 

使用品種 大阪府羽曳野市産、太子町産デラウェア100%
テイスト 白(やや橙)
アルコール分 12度
内容量 720ml(コルク栓蝋封)
収穫日 2019/8/13
生産本数 170本ぐらい
醸造 天然酵母(亜硫酸塩は使用)、天使の羽ワイナリーで委託醸造。

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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Bricolage-N 2019
3,300円(税込)


2019年からお借りしている畑です。
もともと苗の定植を行っていた畑の近くで、デラウェアの畑を辞められた農家さんがいらっしゃったので2019年から引き継ぐことができました。
自然形仕立てでしたが管理しやすいように調整中。
2019年から化学農薬、除草剤不使用、無施肥。

4月半ばに急遽借り受けられることが決まったこの畑。既に芽吹いているのに無剪定状態でした。直ぐに剪定しましたが、初めての畑でこのイレギュラーは後々響いてくることに……。

2019年、この畑では剪定の仕方や花芽の取る時期、傘を敢えてかけないなど色々と試してみました。それら試みについてはまた別で書きたいと思いますが、このキュベは、様々な試みの中でも最も品質の良い結果の葡萄を使いました。しかしそれでも糖度は18度程度。全体的に房の数は相当絞ったのですが芽吹いてからの剪定がいかに葡萄樹にとって負担か身をもって知ることになりました。

そんな悔しい葡萄を名張の國津果實酒醸造所の中子さんの元に持っていき、色々と教えていただきながら仕込むことに。いつもはカタシモワイナリーで乾燥酵母を用いて仕込ませていただくのですが、天然酵母にもチャレンジしたいという私の想いから、天然酵母でのワイン造りのノウハウに長けた中子さんにお願いして実現しました。
素直に発酵してくれて10日ほどで完了。圧搾の最中や、発酵中はドライアイスを用いてなるべく酸化を避けました。香りの面と色が茶色くなるのを避けたい面とで発酵完了後速やかに荒く澱引きしてステンレスタンクに。ややオレンジ色であったものの、悔しい葡萄であったのに良い香りでとげのない丸い味わい。上振れしてくれたと感じました。

さらにしばらく置いて瓶詰時にはより香りもまとまり、オレンジ色のメロンの香りで相変わらず球体をイメージさせる柔らかさでした。亜硫酸塩を入れるかどうかに関してはビビりながらもこれも経験ということで入れないでおくことにしました。欠陥臭のない健全なヴァンナチュールになったと思います。
 

使用品種 奈良県天理市石上産デラウェア100%
テイスト 白(やや橙)
アルコール分 10度
内容量 720ml(コルク栓蝋封)
収穫日 2019/8/18
生産本数 280本ぐらい
醸造 酸化防止剤無添加、國津果實酒醸造所で委託醸造。

※ 澱が沈澱しますが、ぶどう由来の成分ですので、品質に問題はありません。
 
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